ペトラあああああああああああああああああ


1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:14:34 ID:3vSJONZA
──第57回壁外調査より二日前


ペトラ(今日は紅茶にしようかコーヒーにしようか……)ウーン

ペトラ(あ、そういえば! この前町で買ったアレ、まだ飲んだことなかったっけ)

ペトラ(確かこの戸棚に……)ゴソゴソ

ペトラ(あったあった! ハーブティー)

引用元: ペトラ「ラベンダーの香り」



2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:15:33 ID:3vSJONZA
ペトラ(壁外調査に行く前に飲もうと思ってたんだよね。えーと、ティーポットを出して、と……)カチャ

エレン「あの、ペトラさん」ヒョコ

ペトラ「え? ああ、エレン。どうしたの?」

エレン「今からお茶を淹れるんですよね? 手伝えることはないかと思って」

ペトラ「ありがとう。うーん、でも特にこれといって……あ、じゃあ今後のために淹れ方を覚えてもらおうかな。こっちおいで」

エレン「はい!」トコトコ

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:16:21 ID:3vSJONZA
ペトラ「今日はハーブティーにしようと思ってるの」

エレン「ハーブティー?」

ペトラ「うん。飲んだことある?」

エレン「ない、と思います」

ペトラ「そっか、じゃあ初めてなんだね。気に入ってくれるといいんだけど」

エレン「はい!」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:17:15 ID:3vSJONZA
ペトラ「じゃあ、まず茶葉をティーポットに淹れるね。……うん、これくらいかな」サラサラ

ペトラ「それから熱いお湯を注いで」コポポポ

ペトラ「すぐに蓋をして、五分くらい蒸らす」

エレン「すぐ飲まないんですか?」

ペトラ「紅茶と同じだよ。蒸らした方が、味や香りがよくなるの」

エレン「なるほど!」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:18:03 ID:3vSJONZA
ペトラ「さて、待ってる間にちょっと話そうか」

エレン「はい」

ペトラ「もうすぐ壁外調査だけど、どう? 緊張してる?」

エレン「そ、そりゃあそうですよ! ずっと憧れてた調査兵団で初めての壁外調査だし、しかもリヴァイ班としてだなんて……!」

ペトラ「うんうん、気持ちはよく分かるよ。……私もそうだもの」

エレン「ペトラさんも?」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:20:09 ID:3vSJONZA
ペトラ「うん。壁外調査の前はいつも緊張してる」

エレン「そうなんですね……何度も行っているから、余裕だとばっかり思ってました」

ペトラ「あはは、そうなれたらいいんだけどね」

ペトラ「……でも、少なくともリヴァイ班には余裕を持ってる人なんていないと思うよ」

エレン「え?」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:21:03 ID:3vSJONZA
ペトラ「壁外調査に行けば行くほど、どれだけ恐ろしくて危険なのか思い知らされるの」

ペトラ「少しの判断ミスや迷いが命取りになることもある」

ペトラ「実際、それで命を落とした仲間もたくさんいる」

ペトラ「……次は私かもしれないって、何度思ったことか……」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:21:53 ID:3vSJONZA
エレン「……」

ペトラ「」ハッ

ペトラ「ご、ごめんね! 何か湿っぽい話になっちゃって!」

エレン「あ、いえ! 聞けて良かったです!」

ペトラ「そう?」

エレン「はい! オレも、もっと気を引き締めます!」

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:22:38 ID:3vSJONZA
ペトラ「……うん、いい心がけだね! けど、あんまりガチガチに緊張するのもよくないよ」

エレン「分かってます!」ガチガチ

ペトラ「言ってるそばから凄く緊張してるように見えるけど……」

エレン「う……」

ペトラ「あ、そうだ。ちょっと待っててね!」

ペトラ「確かこっちの引き出しに入れておいたはず……」ゴソゴソ

エレン「?」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:23:37 ID:3vSJONZA
ペトラ「あった! エレン、手を出して」

エレン「は、はい」スッ

ペトラ「これどうぞ」

エレン「え、これ……!」

ペトラ「クッキーだよ。ハーブティーと一緒に買ったの。それ食べてリラックスしてね」

エレン「そんな、お菓子なんて高級品じゃないですか! 頂けません!」

ペトラ「気にしなくていいのに」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:24:13 ID:3vSJONZA
エレン「お返しします!」

ペトラ「返品は受け付けていませーん」

エレン「けど!」

ペトラ「うーん……じゃあ、こうしよう。出世払い」

エレン「出世払い?」

ペトラ「うん。エレンが今より偉くなったら、私に飽きるほどお菓子を食べさせてよ」

エレン「!」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:25:00 ID:3vSJONZA
ペトラ「返事は?」

エレン「は、はい! 約束します!」

ペトラ「うん! 男に二言はないからね? 楽しみにしてる」

エレン「はい!」

ペトラ「あ、そろそろハーブティーの方もいいかな。エレン、カップ出してきてくれる?」

エレン「はい!」トコトコ

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:26:10 ID:3vSJONZA
エレン「持ってきました!」

ペトラ「ありがとう。じゃあ、淹れていくね」

ペトラ「ティーポットを回しながら、色が均一になるように注ぐ」コポポ

エレン「あ、何かいい匂いがします」

ペトラ「でしょ? 今回は茶葉をラベンダーにしたの」

エレン「ラベンダー?」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:27:00 ID:3vSJONZA
ペトラ「うん。緊張をほぐして、リラックスさせてくれるの」

エレン「……今のオレにぴったりですね」

ペトラ「エレンだけじゃなくて、皆にもね。ちなみに、さっきのクッキーにもラベンダーが入ってるんだよ」

エレン「へぇ! 色々使えるんですね」

ペトラ「そうなの。……さて、皆のところに運びますか」

エレン「あ、オレがやります!」

ペトラ「ありがとう。じゃあ、お願い」

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:28:04 ID:3vSJONZA




16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:29:48 ID:3vSJONZA
──────


ペトラ「そうなのエレン?」


ペトラ「私達のことがそんなに」


ペトラ「信じられないの?」


──────

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:31:14 ID:3vSJONZA
──────


オルオ「ペトラ!! 早く体勢を直せ!!」


オルオ「ペトラ!!」


オルオ「早くしろ──」


──────

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:31:53 ID:3vSJONZA




20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:32:24 ID:3vSJONZA
エレン「……兵長。お茶、淹れました」コト

リヴァイ「ああ……」

エレン「ハーブティーにしてみたんですが……」

リヴァイ「……。ペトラが淹れていたものと同じか」

エレン「はい。……淹れ方を、教えてくれて」

リヴァイ「そうか」ズズ

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:33:16 ID:3vSJONZA
リヴァイ「……薄い」

エレン「え」ズズ

エレン「本当だ……すみません、淹れ直します」

リヴァイ「必要ない」

エレン「え?」

リヴァイ「茶葉が勿体ねぇだろうが……」

エレン「そう、ですよね」

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:34:11 ID:3vSJONZA
エレン「……オレ、淹れ方を教えてもらったとき、クッキーを頂いたんです」

リヴァイ「……」ズズ

エレン「高級品だから、頂けないって言ったんですけど……」

エレン「そしたら、ペトラさん、出世払いって……言って……」

エレン「……約束……して」

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:35:23 ID:3vSJONZA
エレン「どうやって返せばいいんでしょうか?」

エレン「だって、ペトラさんはもう……!」

エレン「オレが、オレのせいで……!」

リヴァイ「……」ズズ

リヴァイ「エレンよ」

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:36:07 ID:3vSJONZA
エレン「は、はい」

リヴァイ「飲み終わった。片付けは任せる」ガタッ

エレン「あ……分かりました……」

リヴァイ「それから、次はもっと濃く淹れろ」スタスタ

エレン「……、はい」

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:36:53 ID:3vSJONZA
エレン「……」ズズ

エレン「本当に薄い」

エレン「けど、何か」ズズ

エレン「しょっぱい」


エレン「ペトラさんの嘘つき」


エレン「リラックスなんて、出来ないじゃないですか」

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/17(日) 23:37:37 ID:3vSJONZA
短いけど終わり

お付きあいありがとうございました

27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/18(月) 00:08:36 ID:aXWCYgBE

良かった





月「私はキラです」 L「!?」

ハリー「ヴォルデモートが世界を滅ぼそうと…!? 米軍に連絡だ!」

ベルトルト「人を食う巨人と」カネキ「人を喰らう怪人」

ネス「ハゲを隠したい」エルヴィン「それならば」

ペトラ「兵長…ちょっと、いいですか///」リヴァイ「」

アニ「ここは?」 サシャ「地下牢とだけ言っておきましょうか」

サシャ「今日は皆さんに男飯をご馳走します!」

アルミン「わかったよエレン、それは妖怪の仕業だ」

アルミン「奇行種が見てる」

アルミン「その厄、もらってあげようか?」

アルミン「...ダ..ダメ..だよカルラさん///」カルラ「ペロペロ」

アルミン「25万人の行進」

ベルトルト「あの巨人は…あの時の…」ライナー「……」

ライナー「練習だ」

エルヴィン「敵は何だと思う」エレン「人だと思います」

エルヴィン「ハッピーハロヴィン☆」

リヴァイ「俺の魂を賭けよう」