立体機動

巨人が人類を滅ぼしかけた以前の文明レベルってどれくらいに設定してると思う?って話題。
進撃の巨人の文明うんぬんの話題は定期話題。 


 巨人が人類滅ぼしかけた以前の文明レベルは?

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442: 進撃の名無し
巨人が人類を滅ぼしかけた以前の文明レベルってどれくらいに設定してると思う?

そこと巨人化能力の説明を科学的に由来するものなのか

魔術や超能力のような超常現象としてかたずけるか
個人的にはそこが納得できるかどうかでこの作品の評価がかわってくる

いまのところミステリー部分のストーリーテリングがうまくないと思ってる
物語序盤における特に王制の腐敗と壁内でのヒエラルキーの説明不足

みんなそのあたりどう思いますか?

443: 進撃の名無し
>>442
文明は壁内より進んでるだろうね。

全ての壁が崩壊したら記憶改竄を受けない血族以外はすべて巨人化
で、座標持ちが壁外人類に攻撃するように全巨人に指示

全巨人が壁外人類に進撃 
444: 進撃の名無し
>>442
あ、巨人が人類を滅ぼしかけた前の文明か
たぶん、現壁内より遅れてるかぞんなに変わらないかじゃない?
連投すみません

446: 進撃の名無し
なんも考えないで最初読んだ時 、巨人たちに滅ぼされかけたから文明が中世レベルまで後退したって勝手に解釈したんだけどそれって一般的なミスリードなのかな?

スターウォーズみたいに「はるか昔遠い銀河で・・」って言うような

一文が追加されるだけで無駄な深読みが省かれてすっきりしてたと思うんだが

いまのとここの世界が現実の地球と関係のある世界なのか
まったくのファンタジーなのかはっきり言明してないよね?たぶん

それも良くないところだと思う

448: 進撃の名無し
>>446
いやそれどうでも良くね?こだわる理由がわからん

すげー魔法使いが始祖だったとしても
SFの便利グッズナノマシンで片付けたとしても結局同じだし

449: 進撃の名無し
>>448
最初にその世界観の設定を見せてくれてたら問題ないんだけど
そうしないと、なんでもありになるからな

この作品つまるところは犯人探しになってるわけだけど

ミステリー(謎解き)には犯人(集団)の 犯行の「なぜ(動機)」「何のために(目的)」「どうやって(手段)」が 明らかにされる必要があるんだよ

動機目的はあきらかになったけど、手段がまだはっきりされてない

451: 進撃の名無し
>>449
ミステリーはこの漫画にとって味付けの一つであって主題ではないから必ずしもミステリーの文法に従う必要はない

454: 進撃の名無し
>>451
主題は最初から明白だったからいいんだ
人類に対する天敵と巨人同士のバトル

>ミステリーの文法に従う必要はない
じゃあ謎とか伏線だとか、最終的に残されたままでもいいってことだね

460: 進撃の名無し
>>454
良し悪しは別にして謎や伏線が残されてたまま完結する作品なんて珍しくないよ
そういう穴を利用して続編やスピンオフが作られたりもするし

452: 進撃の名無し
>>449
だからそれ、地球と関係あるかどうかなんて全く関係ないじゃん

455: 進撃の名無し
世界観の設定をおおまかにでも記さないと物語のスタート部分としては
致命的に不完全なんだよ

すくなくとも「人類」というワードを使ってる以上
この地球上と考えて不思議ではない

現に壁の高さとか巨人の大きさを50mとか現実の世界の寸法計算使ってたり

ミカサという日本風の名前やヨーロッパ的な街並みからも
マンガの中の世界は現実世界と同じと考えるのが普通

その中で魔法がありの世界なのかSFなのか
とにかく基本設定がぼんやりしすぎ

456: 進撃の名無し
徐々に世界が明らかになってくって話は昔から色々あるんだけどさ
そのたびに致命的だって言ってんのかな

それに魔法と超科学の区別はつかないって昔某SF作家が言ってるけどさ、どっちだか最初に言明することになんの意味があるの?

458: 進撃の名無し
>>456
横だが恐らくID:tw3+f7Bj0は世界観の統合性を問題にしているのだろう

超科学=サイエンスファンタジーと剣・魔法のファンタジーだと世界のバランスが異なる

進撃の場合は剣でモンスターと闘うから本来は後者に分類されるので
巨人は魔法の力で人がモンスター化されたものだという設定なら違和感は無い

だが注射一本でモンスター化されるような超科学が出てくると
サイエンスファンタジーになるから
スターウォーズのように宇宙船がワープするような世界が背景にないと釣りあいが取れない

・・・そういうことが言いたいんじゃねーかな?

466: 進撃の名無し
>>456
「徐々に明らかになる」系の作品のほとんどは「明らかになる対象(謎)」ってのは
大概最初にすべて提示されてるんだよ。で、それらが徐々に明らかになっていくの。

進撃の場合謎要素や設定が次から次にかなり無理なスピードで「追加」されていく
(壁の中の巨人の存在から猿巨人、王制の腐敗事実、巨人を操る力などなど)
最初から考えられていたとしても後付けのように見えるからうまくない
だからどんどん読者がついていけなくなって求心力が低下していく
しかも壁の中の巨人の存在や猿巨人なんて世界観を根底から覆す存在なのに
作中の登場人物はそれらの要素にちょっと驚いてわりとすぐ順応してしまうんだよ

>>458
まぁ大体そういうこと、別にSFだろうとファンタジーだろうと
どっちでもいいんだけど別の言い方をすると
「リアリティラインの提示」がなされていない
その世界の中において何が特殊でなにが普通なのかのラインが
あいまいなんだよ。そこだけしっかりしておけば
読み手もその世界においての奇想天外レベルの上限下限をわきまえて読める

480: 進撃の名無し
>>466
>>(壁の中の巨人の存在から猿巨人、王制の腐敗事実、巨人を操る力などなど)
これらの内猿巨人以外は少なくとも伏線として明示されていた話だよ
壁の中の巨人は鎧、超大型が開閉扉しか狙わない事と壁教
座標はエレンが所持している疑惑が無ければ相手方の行動がそもそも成立しないし
中央が利権に飲まれている事はそれこそ説明を重ねてたでしょ

これらを全て最初から理解できる形で提示しろ、というのは人気がなけりゃ打ち切られる商業連載にはあまりに酷じゃないの
一本書き下ろしの長編小説は兎も角連載漫画でその基準を満たす漫画はまず見ない

553: 進撃の名無し
>>466 舞台設定の提示はある程度必要だよね。

VS巨人より、謎で引っ張ってる以上、サイエンスなのか魔法&ファンタジーなのかは提示すべきだと思う
でないと、考察の意味がない
この話って、ミステリー小説でいうとこのミスリードや叙述トリック系統の話なような気がする

条件提示がないのもあるけど、進撃は何か違和感を感じる世界なんだよね その違和感がミスリード部分だと思うんだけど・・・
中世っぽいのに、立体起動装置はあるし、外の世界には海とか・・・いかにも地球を連想させるように仕向けてるし

作者が新人でどこまできちんと全体の構築を出来る能力があるのか、不明なのも大きいよな

567: 進撃の名無し
>>553
舞台設定そのものが謎というかストーリーの核心だと思うけど。
基本そこを中心とした冒険活劇のスタイル。
猿の惑星が最初にラストシーン持ってきてたら・・・
しかしなんで明示しろってのが急に出てきてんだか。
マジックを種明かししてからやれっていう早漏だよねコレ。

459: 進撃の名無し
原作だとケニーから渡された巨人化薬は
壁内の技術水準では製造どころか解析も不可能な代物だから
巨人化技術は失われたオーバーテクノロジー。

大昔にオーバーテクノロジーがあったならば
その技術を支えていたあらゆる科学技術の残滓が壁の内部にもあるのが自然なんだけど
そういう説明は無いのがこの漫画の残念なところである

462: 進撃の名無し
>>459
壁内は一種の隔離施設
かつての文明の名残は塀外にあるんだろ

467: 進撃の名無し
>>462
ちな、さっきアニメをちらっと見直したんだけど
第2話ではなんと人類は巨人と槍で戦ってるんだよねw

478: 進撃の名無し
>>467
槍は原始時代からある武器だからな

463: 進撃の名無し
>>459
壁の内部になくたって別に不自然でもないけど
もうお前らめんどくちゃいから3億年後の地球には魔法のお注射があるってことで納得しとけ

464: 進撃の名無し
この漫画の残念なところはとか言ってる人って
自分の好みに合わないからケチつけてるだけにしか見えんのだが

465: 進撃の名無し
立体機動装置や替え刃式剣を大量生産し
レアメタルを用いた特殊鋼を製造できる工業力を持っているから
少なくとも工業都市では電気を使っていないとお話にならないんだよな

諌山と担当がそこまで考えているか怪しいもんだが

立体機動

476: 進撃の名無し
>>465
冶金に電気は必ずしも必要じゃないだろ

583: 進撃の名無し
>>476
特殊鋼は成分を一定にしないと使い物にならんので
まず精錬されたレアメタルと鉄のインゴットを炉に入れて
無酸素雰囲気で加熱しなきゃならんのよ
木炭やコークスを使うと材料が酸化しやすくなるし
鋼材の炭素濃度が高くなりすぎるから、まあ電気炉じゃないと無理だろうね

585: 進撃の名無し
>>583
電気炉でなければならない理由がないな

586: 進撃の名無し
>>583
ブレードやワイヤーの材料は植物だったんじゃなかったっけ?

470: 進撃の名無し
俺は巨人化のギミックは『錬金術』の類なら世界観ともマッチするから
ゆるしてやろうと思ってるんだけど、エーテルとか疑似科学が存在するような世界

そのためには悪魔の存在が必要だからアンチキリスト教的
バックグラウンドが必要になっちゃうんだよな

472: 進撃の名無し
アニメ版はあんまりみてなかったんだけど
ちょっと見る限り原作で致命的に抜けている説明箇所なんかを
わかりやすく補正したりしてるのな

例えば第1話の冒頭で壁教徒を既に出してたり
囮用でっぱり地区の2重壁構造の説明とか

477: 進撃の名無し
というか未知の謎を解き明かす調査兵団の目線で描かれてるお話ですし新たな謎が次々現れるのは当然だと思うの
んでその謎に関して伏線を張っておくことで読者の期待を担保する、って漫画じゃないのかな
後原作初期は打ち切りを回避するために世界設定説明を後回しにした経緯があるからそこら辺はアニメのが親切だよ

485: 進撃の名無し
ナウシカ的なら巨人は人類のタイムカプセル
コールドスリープに代わるもので
自分達だけ眠りから覚めて
巨人を敵視するっていう
レイス家の洗脳

何にせよレイス家が全ての元凶なんだろうなら

2000年後の君へは結局どうなるんだろうか


引用元:2ch.sc